二章

  • 2011.10.26 07:29
  • Cat:SMW
教室に戻ると俺達四人と2人の女子生徒だけとなっている。なぜかその二人は汗をかいており息も乱している。
恐らく蓮と同じ場所になるための壮絶な女子の戦いがあったのだろう。
俺はその姿を気にせず掃除用具が入ったロッカーに向かってすたすたと歩く。
ロッカーからちょっと古い箒を適当な数を取り出す。
その中の一本を蓮に向かって思いっきり投げる。 箒が風を切る音がして結構速くなったんもんだなと思う。
蓮はすぐに気づいて左手でパシンと取り、くるくる箒を回転させて、背中に箒を動かす。
「おいおい・・・おまっ・・・」
「しょうがないだろ もうこの動きが習慣になっちまってる。」
パチパチと蓮の追っかけ(?)らしき女子二人が拍手をしている。
すると女子二人の内一人がセーラー服のポケットからデジタルカメラを取り出してパシャパシャとフラッシュをたきながら撮る。 なんて凄い人たちなんだと俺は心の底から思う。
「夏美 ほらよ」
俺は床に落ちていた箒を拾い上げて夏美にポイっとやさしく投げる。
夏美はおろろしながらもギリギリで受け取る。 なんともシュールな光景なのだろう。
なぜか夏美がニヤニヤして頭を触っている
そして蓮もニヤニヤして喧嘩を売っているようだ。
無性にいらついてくる 後で一発殴ってやろうかな?
「まぁ掃除しようぜ はい福原さん」
俺は加奈に箒を近くにいたので手渡しで渡す。
すると俺の近くから殺気を感じる。間違いなくこれは本気だ。
後ろを恐る恐る見てみると笑顔の夏美がいる。 
そしてその後ろには黒いオーラと悪魔のシルエットが見えるのは俺だけなのか?
加奈も泣きそうになっているそりゃそうだ俺も泣きたい。
「んじゃ手始めに・・・・ホッケーするかな」
俺はポケットからコロコロの粘着性のあれを取り出す。
コロコロはいつも持ってきており掃除の時に使用するのが前提。
床に転がして蓮にパンっと箒で叩いて転がす。 まぁゴルフの応用みたいなものだ
「あらよっと」
蓮ものってくれて結構動きがいい。 さすがスポーツ万能のイケメンだ
「ヒーハー!」
昔はやった芸人のギャグを言いながら思いっきりコロコロを叩く。
バシンという音が鳴って廊下の方に勢い良く跳んでいく。
すると、バシャン!パリパリ・・・
「なんだこの音は?」
「さぁ? まぁ取りに行くか」
俺は走って廊下まで走ると・・・・・
先生の頭についていて髪の毛がずれ落ちる。 まさか噂のカツラというものか?
かつらには俺が飛ばしたコロコロが着いている
壁が拳の形でへこんでいる。
まずい この先生は・・・・・・
「よぉ青川涼! またお前カァァァアァ!!!」
45歳 大田先生登場。
太田先生は俺らの担任で生活指導の先生でもある。 そして全ての教科の補助でもある。
鍛え抜かれた体は昔柔道やレスリングで鍛えたらしい。
「チィ! ゴリラかぁ!」
顔もごつく男子生徒の間ではいぁ全校生徒の間ではゴリラの愛称(?)で呼ばれている。
「先生に向かってその態度はなんだ!!」
俺は猛ダッシュで廊下を走りぬける。
掃除中で床がキュッキュうるさい。 おそらく水でもまいたのだろうか 
走っていると階段にでるが大勢の生徒が居て通りにくい。
俺はその人ごみの中を必死に通り抜けて関門突破。
ゴリラは奇声を言いながら追っかけてくる。化け物を見ているような感覚だ。
一階に降りてその場に居た生徒を盾にして逃げる。
ゴリラと生徒がぶつかって時間ロス。
俺はその隙に全力疾走で廊下を走る抜けた。


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あとがき
はーい! 不定期コーナーのあとがきDEATH☆
まぁ古いネタですみませんね~ 
最近はまたテスト勉強というクソ面倒な事をさせられて現在に至ります
PCもあんまり触れなくちょっとずつ書いていたらこんな量にww
これからも『SMW』よろしくお願いします






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